どうして変わりたいのに変われないのか?

今の自分を変えたい
現実を変えたい


と思ったことはありますか?


自分を変えたい!と思って行動して、
変わる人と変わらない人がいます。

その違いはなんだと思いますか?


変わる人と変われない人の違い

それは、


変わる人は、
自分の内側を見ている。

変われない人は、
自分の外側を見ている。


これが、
変われるか、変われないかの大きな違いです。

変わる人がやっていること

変わる人は、確実に、自分の内側を見ています。

自分の内側とは、
内観、内省、俯瞰、客観と同じ意味で、
自分で自分の内にあるものを見ています。


例えば、

変わりたいと思った根底には、
今の自分の何がイヤで、何がダメで、
変わりたいと思ったのか?

変わりたい!の奥底に、どんな感情があるか?
嫉妬、恥ずかしさ、劣等感、悔しさとか。

変わることで、
どんな自分に変わりたいのか?
どうふるまえる自分になりたいのか?
どう思える自分になりたいのか?

などなど、

見たくない自分を見る
見えていなかった自分を見る


を徹底して、自分の内側を可視化しています。

変われない人がやっていること

いっぽうで
変われない人は、自分の外側を見ています。


自分の外側とは、
自分の外の世界にある情報他者のこと。


例えば、
今の自分を、今すぐ早く変える方法。

人から「めっちゃ変わった!」と言われそうな、
インパクトのある変化を得られるノウハウ。

昔はズタボロだったけど、今は毎日がキラッキラでハッピー。
こんな私でも変われたんだから大丈夫!
みんなも変われるよ!と提唱し、
気分をアゲてくれて、夢も希望も持たせてくれる人。

など、
今の自分をキレイに塗り替えてくれそうな方法
今の自分をガラッと変えてくれそうな誰か

を求めて、自分の外側の世界を模索しています。

なぜノウハウや憧れの人を真似ても変われないのか?

それは、

変われる方法やノウハウが、
自分に合ったもの、
自分に必要な情報とは限らないから。

気分をアゲてくれる、
夢や希望を持たせてくれる憧れのあの人が、
自分が本当に目指すべき人物像とは限らないから。


自分の内側を見ないまま、
自分の外側の世界を見ると、

外側の世界に合わせて、自分を変えることになる。


そうすると最初のうちは周りの人に、

「すっごく変わったね!」
「なんかキラキラしてる!」
「どうして変われたの?教えて欲しい!」

と言われて、
変われた高揚感、優越感、満足感は味わえる。


しかしある時ふと、

変わった私は
ノウハウありきの私
憧れのあの人に似せた私

それってどこか、
借り物の自分
装った自分で、
自分らしさが感じられない。
と、むなしさを感じる。

そして、今の自分に不足を感じ、
「変わりたい!」
と、ふたたび新たな変わる方法や人物を探し求める。


自分の内側を見ずに、
外側の世界を見て変わろうとすると、
再び、変わりたい!と思う現実がやって来て、
変わりたいけど変われない現実をくり返します。


今見ているのは、
外側でしょうか?
内側でしょうか?

もういいかげん、変わりたい!と思うならば、
今こそ、自分の内側に目を向ける時です。